神社において最も大切なことは、年中行事のお祭りにご奉仕する事でございます。
お祭りはお供え物を捧げ、祝詞を奏上することで神様を称え感謝の気持ちを表し、家の安泰、氏子崇敬者の繁栄、五穀豊穣、世界の共存共栄などを祈願します。
当社でも一年を通じて様々なお祭りが執り行われます。
一月〈睦月〉
一日[元旦]
歳旦祭・初詣
新玉の年の始まりをお祝いし、新しい日々の平安をお祈りする新年最初のお祭りです。毎年、初詣には地域内外から数多くの氏子崇敬者のご参拝を頂いております。
二日
氏子新年祈願祭
新たな年の始まりに際しまして皆様が新しき日々を平穏無事にお過ごしいただけますよう祈願し、加えて皆様の願意を御神前にお届けいたします。
二月〈如月〉
初午
境内末社稲荷神社 初午祭
五穀豊穣、商売繁昌の神様である宇迦之御魂大神様の更なる御神威の発揚を祈念する初午祭は、古くは全国的に立春後の最初の午の日に行っておりました。現在は、総本宮伏見稲荷大社を始めとする多くの稲荷神社で、新暦の二月の初めの午の日に初午祭を行うことが通例となっております。それに倣い、当社の境内末社満願火伏稲荷神社に於いても二月の初めの午の日に初午祭を斎行し、稲荷大神様の益々の御神威の発揚を祈念いたします。
十七日
祈年祭
祈年祭(きねんさい)は、「としごいのまつり」 とも読まれ、「とし」とは稲の実りを意味し、「こい」とは乞い願うことを意味します。稲作を中心とした農耕業が主な生産活動であった古の時代から全国の神社で大切に行われているお祭りです。
五月〈皐月〉
二十七日
境内末社天祖神社 例祭
明治四十三年五月二十七日、もとお伊勢の森から現在地にお遷り頂いた事から 、この日を毎年の例祭日と定め祭典を執り行います。
六月〈水無月〉
二十八日
夏越大祓
心身についた半年間の穢れを祓い、これからの日々の平穏を祈る神事です。古くは宮中においても大祓が行われ、現在では全国の神社における恒例の神事となっています。
八月〈葉月〉
八日
蒲田八幡神社 例大祭
「例大祭日」は八月八日ですが、近年社会の趨勢にしたがい、前後の土・日を大祭日としています。境内の仮設舞台では奉納演芸が上演され、多くの露店が並び、大勢の参拝客でにぎわいます。毎年、蒲田氏子青年会が担当して、若者のエネルギーを結集した活気溢れる神輿振りが行われます。
土曜日には多数の総代他氏子崇敬者の皆様の参列のもとに、厳粛な式典が執行されます。
日曜日は、蒲田八幡神社大神輿が、氏子地域九町会を練り歩きます。特に、JR蒲田駅前から神社に宮入りするまでの合同渡御では、年々人出が多く盛んになっています。
十一月〈霜月〉
十五日
七五三詣
七五三詣は三歳の男女児、五歳の男児、七歳の女児が七五三の年祝いを迎えられた事を神様に報告し感謝の気持ちを伝え、今後の健やかな成長をお祈りします。十一月十五日に七五三詣を執り行うことが伝統となっております。
二十二日
新嘗祭
五穀豊穣を祈る祈年祭の対をなす祭りで、一年間の収穫を神様に感謝し国民また国家の安泰を祈るお祭りです。
十二月〈師走〉
二十七日
年越大祓
夏越大祓と同様、半年間の穢れを祓い清め、新年を迎えるに際して心身を清浄なものにするという意味合いがある神事です。
毎月
一日・十五日
月並祭
日々神様からいただく御加護に感謝を申し上げるとともに、益々の御加護を頂けるよう願う恒例のお祭りです。毎月一日と十五日に神職によって祭典が執り行われます。